全粒穀物の豊富な食生活で心臓血管病による死亡が減少

心臓病学会の論文

 

全粒穀物を多く摂取することが糖尿病や心臓血管病などの主要な慢性疾患のリスクの低減につながるといわれているが、死亡リスクに対する影響については
根拠がほとんどない。

 

そこで本研究では、米国の2つの大規模前向きコホート研究のデータに基づき、
全粒穀物の摂取と死亡リスクとの関係について検討した。

 

看護師74,341例および医療従事者(男性)43,744例を対象とし、2~4年ごとに食事に関する質問票で全粒穀物の摂取について回答した。

 

26年間の追跡の結果、毎日の食事で全粒穀物の摂取量が多いほど早期死亡リスクは低下し、全粒穀物1サービング(28g)ごとに全早期死亡リスクが5%、心臓血管病による死亡リスクが9%低減していた。

 

がんによる死亡は、全粒穀物の摂取と関連はみられなかった。したがって、長期にわたり全粒穀物を日常的に摂取すると、心臓血管病による死亡リスクが低減することが示された。

東洋医学の解説

全粒穀物とは、食物繊維の豊富な穀物のことで、毒素を吸着して排泄させる効果が高い。

 

大量の水と一緒に摂ることでさらに効果がある。水を吸って胃腸の中で膨らみ、食欲をある程度十分に満たすため。食物繊維の食材を多く摂ることにより、様々な疾患に効果があることは臨床的には明らかである。

 

今回、アメリカの大規模研究データに基づいて心臓血管病による死亡リスクが、食物繊維の摂取により低減することが証明されたことは、大変意義のあることだ。


癌は、熱によるものなので中性の食物繊維では、効果が見られないのだと思う。熱を冷ますには青物野菜が効果がある。

 

このことについては、またの機会に。


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