【身体のためのほっと一息シリーズ131】

日本食を多く摂取することで死亡リスク低減

 

日本食の摂取と死亡リスクとの関連について、研究の調査をもとに検討した。

 

 対象となったのは研究に参加した45~74歳の男女92,969例であった。日本食の摂取については、147品目の食物摂取頻度調査票により8項目(ご飯・味噌汁・海藻・漬物・緑黄色野菜・魚介類・緑茶・牛肉・豚肉)の摂取量を評価し、0~8 点にスコア化した。

 

中央値で18.9年の追跡期間中に20,596例が死亡した。日本食摂取量のスコアが高いほど全死亡や心臓血管病のリスクが低かった。

 

したがって、日本食の摂取量が多いと全死亡や循環器疾患による死亡のリスクが低減する可能性があることが示唆された。

 

 

日本食は世界に誇るヘルシーフードです。

 

最近では海外にも日本食の店が増えてきているとのことです

 

日本食の特長とはズバリ、野菜の多さが挙げられると思います。

 

野菜が多いということは食物繊維が多いということです。

 

食物繊維が多い食事というのは体内からの熱を発散し、身体に熱を溜まりにくくします。

 

身体の熱が溜まってくると様々な病気になってくるのです。

 

心臓病、アトピー性皮膚炎、うつ病、これらは一見関係ないように見えますが、体内の熱が溜まった結果として起こった病気です。

 

つまり全ての病気の原因は「熱が体内に溜まること」から始まるのです。

 

熱は次第に陰液(体液)を消耗していくのでそれが内蔵の組織を蝕んでいきます。

 

日本食は体内の熱という観点から見ても、病気を予防する上で最適な食事だということが言えます。