【身体のためのほっと一息シリーズ129】

 

若者にみられるmRNAワクチン接種後の心筋炎

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のmRNAワクチン接種による副反応として、とくに若者に心筋炎が稀に発生することが知られている。

 

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、心筋炎および心膜炎の発生率は、12~39歳におけるmRNAワクチンの2回目接種100万回あたりおよそ 12.6 例である。

 

心筋炎を発症した患者では、全例でmRNAワクチン2回目接種の数日後に胸痛がみられ、心筋トロポニンレベルが上昇した。

 

心電図には異常所見がみられ、ほとんどの患者にST上昇が確認された。

 

また、心臓のMRIでは全ての患者に心筋炎の所見がみられた。

 

患者に新型コロナウイルスやその他のウイルスの感染はなかった。

 

心筋炎発生のメカニズムは明らかにはなっていないが、新型コロナウイルスのスパイクタンパクと自己抗原の分子に類似性があることや mRNAに対する免疫応答、免疫系の活性化、無調節のサイトカインの発現などが考えられている。

 

男性に心筋炎発生が多い理由については不明であるが、性ホルモンによる免疫反応の違いや、女性において心疾患の過小診断がある可能性が考えられる。

 

心筋炎を発症した全ての患者の症状は改善し、心筋トロポニンレベルも心電図も所見に改善がみられた。

 

新型コロナウイルス感染症ワクチンのリスク便益評価としては、稀な副反応に心筋炎があるものの、全ての年齢層の男女に優れた結果が得られている。

 

したがって、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種は12歳以上の全ての人に推奨される

 

 

東洋医学では体内の熱の反応が病気を引き起こすとされています。

 

つまり体内に入ったウィルスや予防接種、ワクチン接種による反応は全て熱の反応が出てきます。

 

この熱が体内にどれだけ残るかで、症状の重さが変わるのです。

 

コロナウィルスはここ数年で流行ったもので、ワクチンも予防接種のように長い年月をかけて作られたものではないです。

 

それだけに熱がどれだけ体内に残っているかわからないのです。

 

この熱の反応を放置しておくと、心臓病やうつ病、脱毛症などの一見コロナとは関係ないような病気になるリスクが高まります。

 

コロナワクチンは様々な副反応があると言われています。

 

この副反応を軽くしていくためには、鍼灸治療で体内の熱を無くしていく必要があるのです。

 

コロナワクチンの副反応がまだ出ている方、なんとなく身体がダルい方、ぜひ当院にお越しください。