【身体のためのほっと一息シリーズ123】

インフルエンザで入院した患者の 12%に急性心臓血管イベント

 

例年インフルエンザの流行期には、インフルエンザによる急性心臓血管イベントの合併がみられる。

 

本研究では、検査でインフルエンザが確認された入院患者における急性心不全および急性虚血性心疾患の危険因子について横断研究を実施し検討した。

 

米国の2010~2018年にインフルエンザによって入院した患者のうち、診療記録のデータおよび ICD(国際疾病分類)コードの得られた80,261例(年齢中央値69歳)が対象となった。

 

結果、11.7%が急性心血管イベントを合併し、最多は急性心不全(6.2%)と急性虚血性心疾患(5.7%)であった。

 

高齢、喫煙、基礎疾患としての心臓血管病、糖尿病、腎臓病が急性心不全と急性虚血性心疾患のリスク上昇と有意な関連がみられた。

 

したがって、インフルエンザ患者において、およそ12%が心臓血管イベントを合併していることが明らかとなった。

 

インフルエンザによる急性心血管イベントの合併を予防するため、基礎疾患のある患者にはとくにインフルエンザワクチンの接種率を高める必要がある。

 

 

インフルエンザだけでなく、風邪やコロナなどのウイルス感染による症状は体内に熱を生み出します。

 

これは身体の防御反応で熱が上がると体内のウイルスが死滅するからです。

 

心臓血管の病気も熱の反応から炎症が起こり、炎症が心臓病を引き起こします。

 

つまりインフルエンザではなくそこから起こる熱の反応が原因だということです。

 

ウイルスによる身体の防御反応を抑えることは難しく、この反応があってこそ身体は守られているのです。

 

なのでこの熱の反応を早く排出させることにより、当院では心臓病へのリスク減らしていく治療をしています。

 

この体内から熱を出すことにより、身体の様々な病気を防ぐことができます。

 

思い当たる人は、当院に一度ご相談下さい