【身体のためのほっと一息シリーズ 90】

今回は「あせも、皮膚炎」についてです。

 

みなさんあせもになったことはないでしょうか?

 

汗をかいたのに、何もせずに放置してしまうと、ポツポツと赤い斑点が大量にできてしまいます。

 

あせもができやすい場所は当然あります。

 

あせもというものは汗が出る腺が詰まることにより、汗の腺を飛び越え皮膚に漏れ出すことにより起こる皮膚炎です。

 

なので汗が多く出たり、汗が溜まりやすい場所が、あせもができやすい場所になります。

 

顔、首、肘の内側、背中、脚の付け根、膝の裏側などですね。

 

予防のためには汗をかいたあとのスキンケアが大切です。

 

汗をかいたまま放置すると、皮膚の表面にアカや汚れが溜まり、汗の出口である汗孔(かんこう)をふさいで汗管がつまりやすくなります。

 

汗をかいた後は、シャワーで洗い流したり、清潔な濡れタオルでやさしく汗を拭き取ったりするようにしましょう。

 

 

東医学的にはあせもは皮膚の浅い部分に起こり、肝気の浅い部分で起こります。

 

皮膚炎になるとあせもより深い部分になり、胃腸の経絡と関係してきます。

 

このときに重要なのは、肺の経絡の影響で皮膚炎が起こっているのか、胃腸の経絡の影響で起こっているのかを見極めることです。

 

この見極めをすることで、より早い皮膚炎の解消になるのです。