【身体のためのほっと一息シリーズ 66】

今回は「呼吸が浅いことの悪影響」についてです。

 

いつもの呼吸が浅いと睡眠に悪影響がおよびます。

 

現代人は日々の忙しさ、ストレスの中でつい呼吸が浅くなりがちです。

 

たとえば、

・満員電車で揺られているとき

・スマートフォンをいじっているとき

・パソコンで作業をしているとき

 

実はこれらの瞬間は、首が下向きになってしまうので、呼吸が浅くなっています。

 

また狭い場所にいるときや、満員電車に乗っているときも人はストレスから呼吸を止めるような状態になります。

 

働く現代人の日常には呼吸が浅くなる瞬間が、あちこちに存在しているのです。

 

無意識にしている呼吸を改めることで、イライラの軽減はもちろん、気持ちを切り替えることができ、夜の睡眠もよくなります。

 

浅い呼吸が習慣化すると、以下のような悪影響が出てしまいます。

・集中力を失う

・イライラや怒りが増える

・不安感を抱いたり、後悔をひきずったりと、心の軸がぶれやすくなる

 

心の軸がぶれやすくなると、切り替えができなくなり心のモヤモヤが払しょくしにくくなります。

 

心が振り回されないように、心の軸がぶれないように心を整えていくには、一日の中で呼吸に注意を向ける瞬間を作ることが大切です。

 

しかし忙しい方はなかなか呼吸に意識を向けている時間がとれないものです。

 

そこで「歩く呼吸法」で心の軸を整えましょう。

 

【歩く呼吸の方法】

1.息を吐きながら歩きだす

2.息を十分吐ききったら、少しだけ息を止める

3.力を抜いて自然と入ってくる息を鼻から吸う

4.歩きながら、息を吐いて吸って…を繰り返す

 

歩く呼吸をすることで心のスイッチが切り替わり、リラックスすることができます。

 

歩きながら呼吸だけに集中すると、それまで頭の中でぐるぐる回っていた問題を断ち切ることができます。

 

心のストレスが多くなると体内の熱が発生し、その熱が上に上がるとのぼせたような状態になります。

 

その熱を呼吸法により体外に排出することができると、のぼせた状態が治まり寝れるようになるのです。

 

呼吸法は講座でお伝えしていますので是非ご参加ください。