【身体のためのほっと一息シリーズ⑫】 

 

あなたは、背中がドーンと重たくなっていませんか?
もし、そうなっている方は、心臓に負担がかかっていることがあります。

 

放っておくと不整脈や動悸、呼吸困難なども伴ってくることがありますので、早めに治療されることをお勧めします。
 
さて、養生法を考えるために原因を考えてみましょう。

 

様々な原因がありますが今の時期に肩甲骨が重たくなるには氣付かずに風邪を引いている場合があります。
 
今年は、風が多く、身体の方も風邪を引きやすくなっていますね。熱が出るほどではないけれどくしゃみ鼻水で頭がボーっとする状態の時に肩甲骨の重さを感じる時があります。

 

症状が明らかに風邪だとわかる場合は、風邪薬を飲まずに風邪の対処法をお伝えしますのでやってください。

 

咽喉痛みがある場合には、熱が高くなる場合があるので、熱がこもりそうな食事を絶対に控えます。


脂濃いものやピリ辛系などです。できればお食事を摂らなくてもいいくらいです。
 
そして冷水や氷水で咽喉部を冷やし、良く寝てください。

冷やして氣持ち悪ければ、熱はきつくはないのでする必要はありません。

 

咽喉痛みがない場合には、食事をしっかり食べれたら食べ、身体を冷やさないようにして足元を温め、汗をかくようにしてください。
 
さて、これをやってダメな場合は、風邪があっても風邪が原因で肩甲骨が重たいという症状を起こしているわけではないことが多いのです。


心理的ストレスがかかって発症する場合、慢性的な目の疲れや睡眠不足など肉体的な疲労の蓄積によって起こる場合などがあります。

 

ほとんどの方は、これに当てはまると思いますが、それぞれに分けて対処法が異なります。
 
心理的なストレスの場合には、肉体的なアプローチが大事です。まず一日30分歩くことをお勧めします。

 

そして出来たら当院でお勧めしている肩甲骨のストレッチをしてください。

必ず効果があります。

 

肉体的な疲労の場合には、一日の生活リズムを見直すことをお勧めします

 

そのためには、食事の時間が大事です。もちろん内容にも言いたいことはあるのですが、まず朝ごはんを食べること、
お昼御飯も食べて、夜は早めに8時くらいまでに食べ、11時くらいまでには寝て、早起きする。この習慣をつけることが、慢性的な肩甲骨の痛みを解消するには欠かせません。

 

一度、このリズムを作ってしまえばいろいろなことが良くなっていきます。

お肌のつやも良くなり、ダイエット効果も期待できます。腰痛や背中の重たさもとれてきて、軽くなって行きます。