【身体のためのほっと一息シリーズ③】

 

 

パニック障害について

こんな症状に襲われたことはありませんか?


1 動悸、心拍数の増加
2 発汗
3 身震い、震え
4 息切れ感、息苦しさ
5 窒息感
6 胸痛、胸部不快感
7 吐き気、腹部不快感
8 めまい感、ふらつき、気が遠くなる感じ
9 現実感がなくなる感じ、もしくは自分ではなくなる感じ
10 気が狂うのではないか、自制できないのではないかという恐怖
11 死ぬのではないかという恐怖
12 感覚麻痺などの異常感覚
13 冷感または熱感


これらはパニック障害です。


パニック障害はきっかけもなく突然強い恐怖感を感じ、同時に過呼吸や動悸、胸苦しさ、発汗をともなうパニック発作を起こします。


「また今後も同じような発作が起きたらどうしよう」と不安になり、外出などがままならなくなってしまう疾患です。


症状を起こす特定の原因がなく、いつ発作が起きるかわからないという点で患者の恐怖心は強くなります。


パニック障害の方は「氣が狂ってしまうのではないか」という恐怖から、一刻も早く安全な場所、例えば自宅などに行こうと、突飛な行動をする場合があります。


パニック発作自体は20分以内におさまるものですが、本人にとっては非常につらい、長く感じる時間です。


パニック障害を他の不安障害と切り分けるのはなかなか大変です。


診断基準のひとつは、上記の13の項目から4つ以上が「突然出現し、10分以内にピークに達し、その状態が2回以上起こるもの」とされています。


パニック障害の原因は、脳内の神経伝達物質のセロトニンの働きの異常が関与しているのではないかと推測されています。


しかし、明らかな答えは、残念ながらまだはっきりとはわかっていません。


医療機関では主に抗うつ薬、抗不安薬などで治療されます。


西洋医学では原因不明なパニック障害ですが、東洋医学ではきちんと説明ができます。


それは肝臓と脾臓が原因です。


肝臓は血液を解毒して、キレイにする働きがあります。

 

この働きが悪くなると血液が解毒されなくなり、毒素が体内を回ります。


毒素は臓器にストレスを与え、ストレスにより熱を発生させます。


この熱が上に上がり、脳にあがるとパニック障害が起こるのです。


脾臓は全身のバランスを整える臓器です。


脾臓は全身の真ん中に位置し、上半身と下半身のバランスをとっています。


上半身と下半身のバランスが悪くなると、熱が上半身に上がり脳まで熱がいきます。
この熱が強くなるとパニック障害として、症状が出てくるのです。


パニック障害でお悩みの方は多くいらっしゃいます。


かなりの方が悩んでいらっしゃいますので一人で悩まずに安心して治療に来られてください。