気嫌を取ることの大事

 

 

久しぶりにブログを書いているので
少し慣れるまで続けて書いてみようと思います。
院長コラム
気嫌を取ることの大事
今回は得意な人もいるかもしれない
気嫌をとることの大事
営業のお仕事をされていたり
いつも奥さんのご機嫌は伺わされてるよ!
と言われる方 
今回は大切な人の
ご機嫌取りの話ではないです(笑)
もっと大切な 
ご自身のご気分の元気を
コントロールしていますか?
という話です。
実は、この世で最もないがしろにされている存在
それが自分自身ではないでしょうか?
人がなぜ10ヶ月以上も胎内で育まれ
そして自分で立って歩くまでに1年以上もかかり
言葉を話すまでに2年もかかり
人と意思を疎通するまでに3年もかかるのか?
そして独り立ちして食い扶持を自分で確保するまでに
さらに十数年もかかるのか?
同じ哺乳類のチンパンジーでも10年で独り立ちするのにです。
どれだけ親や身近な人の愛情を受けて大人になるのか
ということですね人間は。
他人の愛を一身に受けている人間は
それだけ人から愛をもらうことに慣れているので
それがない状態をすごく嫌う傾向にあり
動物よりも愛に飢えていると言われます。
日本人は、幼い頃から人一倍他人に対して
気遣いするように躾けられていますね、
だからこそ、もらうだけではなく
ちゃんと他人に対しても愛を与えることに
慣れているとも言えます。
海外の方と比べても
日本人の礼儀正しさ 民度の高さはピカイチです。
これは赤の他人でも愛を与えることが出来る力が
あるということですね。
しかしながら、自分自身を振り返るということが
苦手なのか日本人は、自分自身を犠牲にすることを
美徳とする価値観がありますよね。
子供をかばって亡くなってしまうお母さんの話についつい感動する
自分をかばって亡くなってしまった親の思いをなんとか叶えようとする話に感動
自分がアウトになっても進塁させる犠打からの追加点に興奮するなどなど
(野球はアメリカと日本と台湾でしか発展していないのに
なぜか燃えるのはこういうところにも魅力がある?)
思い当たる方は次のようなことをついついしていませんか?
サービス残業をついつい承諾してしまう
人のお世話をついつい焼いてしまう
先回りして段取りを考えて仕事をする
日々一刻とご自身は愛情の収支バランスが
マイナスになっているのかもしれません。
自分の大切な人にしてあげることを
自分自身にしてあげることを
一日一度 やってあげてはいかがでしょう?
私は、発散したい時に発散できなくて頑張っている自分自身を褒めて
発散させてあげましょうと唄を歌います。
また、やる気がなくウダウダしている時には
こみ上げてくる何かを感じようと好きなドラマを見て
感動してやる気を出します。
辛いことがあったり、自分だけが何か辛いんじゃないかと
思い込んでしまいそうな時には、人の話を聞いたり歴史物の
ドラマを見たりして、自分の辛さはちっぽけなものなんだと
気づきます。
人は決して一人ではない、
何のために生きているのか?
それは一人では気づかないからです。
生きるということは
それだけで一人ではないからです。
生かされて生きていることに
気づくためだと私は思います。
自分のご気嫌を取りましょう。