8月の養生法 熱中症について

 

 熱中症について

 

 先月梅雨が明けてからいきなり猛暑となり、熱中症で救急車で運ばれる方が急増していますね。

 

 基本的な対策は、

①一日の水分補給をいつもの倍とる。

②ミネラル分を多く含む食事にする。

③炭水化物を減らし食物繊維を多く摂る。

 

基本的にはこの三つを押えて頂きたいと思います。

 

理由は、熱中症には、睡眠をとることが大事なのですが、この3つをしっかりしておくと良く眠れるのです。

 

①②は、体内に点滴を行い、体液を補充しているようなもので、救急車で運ばれた際には必ず行われる処置です。日頃から食事もしくは錠剤などでミネラル分は必要なだけ摂っておいてください。摂り過ぎると下痢や便秘を起こしますので注意してください。

 

水分を摂る量ですが、倍の量は飲めないという方も、お茶やジュースではなく、ミネラル水だけにした方が飲み続けて行くうちに飲みやすくなってきます。

 

また、③を行っているととても排泄が良くなり、一度の排尿量や排便量が増え、身体の停滞している状態が軽くなります。

 

また、頭脳労働や、心配性・良く気を使われるお仕事・性格の方は、肩背中の緊張が強くなるので、十分にストレッチを行うことが大切です。

 

当院でお伝えしている気のストレッチは、力を意識的に抜くことなのですが、これが現代人にはとても難しいようで、なかなか十分に伝わらないようです。

 

今月の気を出す生き方講座では熱中症対策についても含め、詳しくお伝えします。