六月の養生法 心臓の症状 全身の重だるさについて

6月に入ると急に蒸し暑くなってきましたね。今年は昨年と比べて暑さがましですが、これから湿度がとても高くなるので要注意です。この時期に多い心臓の予備症状 全身の重だるさについてお話します。

 

 周りを海に囲まれた日本では、この時期になると、雨がたくさん降り、大地に降った水分が熱に蒸されて湿度が高くなります。特に大阪は太平洋からの熱風と、アスファルトが多く緑が少ないために非常に顕著です。緑は熱を冷ます機能を持っているからです。

 

体内も同じように、熱がこもった状態が続き、熱を冷ます機能が衰えると、体内の湿度はますます高くなり、水はけの悪い状態が続き、身体の重だるい状態となって現れてきます。

 

身体が重だるいからといって、即心臓病とはならないのは、この熱のこもっている場所が、心臓ではない場合もあるからです。

 

見分け方は、舌の裏の状態を良く見ていただきたいのですが、異常に赤黒い舌をしているとか、常に舌の先が赤味を帯びているか色が悪いとか、軽い場合はピリピリするとかの反応が出てきます。

 

舌の状態は、話をしだすと一冊の本がかけます。

それくらい内容は濃いので、ここでは、良い状態の舌をお話します。

 

まず、舌の表面の状態ですが、うっすらと苔が生えている状態、みずみずしい苔の状態が正常です。

そして、裏側の状態は、ピンクとまでは言いませんが、赤ちゃんのような綺麗なうすい赤で、血管が浮き出ていないのが正常です。水分を取り過ぎたり、水がはけなくて溜まっていたりすると苔の量は多くなります。

 気のストレッチをしっかりやることで熱の原因が大幅に解消され、一気に体外に排泄されて取れて行きます。詳しくは、毎月開催している気を出す生き方講座でお伝えしています。